2018年1月3日水曜日

釣り用のウェアはスノーボードで使えるか!?

先日、誘われたので山梨のサンメドウズ清里でスノーボードでゲレンデデビューしてきました!
人生で初めてゲレンデに行きましたよ。

もともと東北出身なので雪には慣れていますが、海側だったのでゲレンデとかいったことなかったんですよね。田舎だったのもあって、滑るところといえば畑か土手か道路でした(危険です。マネしないように!)。

と、いうわけで、人生初のスノボの体験記です。
ただし、メインは練習法ではなく、装備についてです!


スノーボード、やってみよう! の前に


雪山に興味がなかったわけではないんです。だって皆さん楽しそうじゃないですか。大勢の人が通うからにはそれだけの理由があるのはわかります。

しかし、これまで私が初めて来なかった理由があります。そう、それは・・・


装備が高い!!続くかわからないものに何万もかけられん!!

と、いうわけです。あとはケガこわい、とか。
大きくはお金の問題で行っていませんでした。


私は海をメインフィールドに趣味の活動をしているので、そちらの投資が出費のかなりの部分を占めています。それに加えてスノボの機材なんてとてもじゃないですが揃えられません。冬は資金を貯えるための時期なんです。
ほかにもいらっしゃるのではないでしょうか。こんな方。


機材はレンタルという手もありますね。これなら一回だけで見れば購入するよりは出費は抑えられます。

が、しかし。レンタルって割高なんですよね。私は貧乏性なところがありまして、「割高」は嫌いな言葉TOP10にランクインします。笑
そもそも、2か月ほど前にデジイチを買ったのでできるだけ安く済ませたい・・・

そこで、考えました。
今あるもので何とかできないかしら・・・

スノボウェアに必要な性能は、防水、防風、動きやすさ、etc…

ウェットスーツだったら防風防水性能完璧なんだけど、動きやすさが・・・
海で使ってる物なら防水だよな・・・
あ、これ釣り用のウェアでいける!?

という思考で釣り用ウェアにたどり着いた私は早速海道具をあさって装備をそろえました。


いざ、海人、雪山へ行く!!



左が実際に行った時の写真です。
上下のアウターはダイワの防水ジャケット(貰い物なのでクラスは不明)、手袋はダイビンググローブです。板とブーツはレンタルしました。
中にはヒートテックやネックウォーマーなどで防寒しています。
スペック的には問題ナシ!

スノボはカッコよさが大事だっていう意見もありますが、ここは体験期間ということで、片目をつぶりましょう笑
ちなみに、私は配られたカードで勝負することに魅力を感じるタイプなので、流用もいいと思っています笑


服装はすべて海装備の流用!果たして雪山に耐えられるのか



結果:余裕でした!

時間ぐらい滑りまくって転びまくりましたが、全然寒くないし、水がしみてきて冷たいってこともありませんでした。
スピードを出しても防風性能は問題ナシ!
逆に、袖がゴムでとじられたり換気用のジップが脇にあったり、安いスノボウェアより高性能だったのではないでしょうか。
(ただし、転んだ際の擦れがあるので、気になる方は、高級なウェアでスノボデビューするのはお勧めしません。)

細かいところを言うと、リフト券を毎回ポケットから取り出すのが面倒だったり、手袋の裾が短いので転ぶと雪が入ってきて冷たかったりしますが、そこはランニング用のスマホを入れるアームホルダーを使ったり、工夫で何とかなると思います。
少なくとも最初の一回としては道具に不足はありませんでした!

ただ、転びまくるとお尻が痛くて、転ぶのが怖くて体が縮こまるから余計に転びやすくなる、というループに陥ったので、ケツパッドはうまくなりたいなら必需品だと感じました。

釣り用のウェアを雪山に転用しようかと考えている方、防水性能がちゃんと謳われている物なら大丈夫です。おそらく。
周りの視線も気にする必要はありません。マナーを守れば文句を言われることもありませんし、そもそも初心者の方の装備なんてそんなに気にしていません。格好にこだわるのはある程度滑れるようになって注目されてからでも大丈夫だと感じました。
でも、同行者にはあらかじめ宣言しておいた方がいいかもです笑


この釣りウェアのおかげで、帰るころには中級コースを大回りのターンで滑れるようになりました。
やってみるとやはりなかなかに楽しいですね!また行きたい!



このときの旅行の様子は以下の記事で紹介しています。よかったらどうぞ
山梨旅行記Ⅰ 吐竜の滝、美し森、ゲストハウスと星空編
山梨旅行記Ⅱ 露天風呂、忍野八海、富士山!編

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