2018年1月11日木曜日

ワタリガニのすゝめ

エビカニ系の料理って定期的に食べたくなりますよね

でも高いんですよね、エビもカニも。剥き身のエビなら頑張れば買えますけど、それじゃ思ったようないい出汁が出ないんです。

そんな時、スーパーにこいつを見つけたときには、即買いです!リアクションバイトです!笑
安く手に入れるだけならザリガニ釣ってくるってのもアリですけど、手間がかかるのでやらないです笑


ワタリガニとは

ワタリガニとは、ガザミというカニの種類の総称として使われています。

値段はタラバガニなどと比較しても安く、殻が薄くて食べやすいですが、食味はその他のカニに負けず劣らず、むしろ私はワタリガニのほうが好きなぐらいです。
身は火を通してもふわっとしていて強いうまみとやさしい甘みがあり、出汁にもそのうまみが移るのでブイヤベースやパエリアなどにもってこいです。サイズが手ごろなのもいいですね。
よく売っているのは殻長15㎝ぐらいまでが多いですが、大きくなると30㎝にもなるそうで、そうなると高級品になるそうです。
ワタリガニ好きとしては一度食べてみたい・・・


スーパーでよく売っているワタリガニには2種類ありまして、
鋏脚や泳脚が青みがかっていて、全体にまだら模様のあるタイワンガザミ
甲羅に蛇の目模様が3つあるジャノメガザミ
この2種類が主だと思います。体感では、だいたいタイワンガザミです(地域によっては異なるかもしれません)。

今回使うのは、タイワンガザミです。味はどちらも大差なくおいしいのでどちらでも大丈夫です。
大体いつも割引シールついてます。おいしいのに

こんな感じでパックに入って鮮魚コーナーで販売されているのを見たことがあると思います。これは小さめの固体が2.5匹分割られてはいっていました。

これを、私は何回かに分けて使います。
使わない分をそのまま冷凍することもありますが、今回はブイヤベースもどき(カニベースとでも呼びましょうか笑)にしてから冷凍しました。
こうすることであとは解凍して味を調えればパスタなりパエリアなり簡単に使えますよ!

カニベース(洋)の材料
  • ワタリガニ・・・2.5匹
  • 水・・・だいたい500ml 全体がちょうど浸るぐらい
  • 塩・・・小さじ2ぐらい
  • 酒・・・30mlぐらい(料理酒で大丈夫ですが、白ワインだとより洋風に)
  • 醤油・・・小さじ1
  • スパイス・・・自分好みに適当に(今回はローリエ、オレガノ、胡椒)
  • 玉ねぎ・・・半分
  • コンソメ・・・キューブ1個ぐらい
  • オリーブオイル・・・適当
カニベースの材料はだいたいこんな感じです。あとはその時の気分でカスタマイズしましょう!

作り方は、まず玉ねぎをみじん切りして炒めます。
透明になりましたら水と酒、ワタリガニを入れます。
後は弱火で煮て、最後に塩、しょうゆ、コンソメで味を作って終わりです!
スパイスはそれぞれ投入のタイミングをみて入れてください。

ぶっちゃけ調味料や水の量は適当です。いつも計量しないので笑
スパイスもなければコンソメだけでも十分おいしくできると思います。コンソメすごい。


今回はこのカニベースをつかって、パエリアを作りました!

まず、生米をフライパンであたため、オリーブオイルを回しかけ、ターメリックを加えてなじませます。
炒めないように注意!

全体が油をまとったら、カニベースとしめじ、ホウレンソウをくわえて、水かさをお米の量に合わせて調整し、味を塩、しょうゆなんかで作って、あとは強火で10分、弱火で15分ぐらい放置!(量量やによってコンロの性能によって変わるので加減しましょう)

パエリアの失敗で一番多いのは芯が残ることだと思いますが、炊くまえに30分程度浸水させれば失敗は減らせると思います。油の被膜を作る意味、って感じですけどね笑

蓋をして炊きます



そして、完成品がコチラ!



ほうれん草がカニベースを吸って異常においしくなってました笑
ご飯もしっかり味がしますし、カニの身も長い間火にかけていたとは思えないふわふわさとうまみでした。


みなさんもカニ食いたいけどカネがねぇ!ってときはワタリガニのことを思い出してみてください。
一度食べたら、病みつきですよ笑


以上、ワタリガニの適当料理でした。

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