2020年8月16日日曜日

ドロップステッチでカヤックフィッシングをする休日

 少し前のことではありますが、新しく購入したドロップステッチのカヤック、GLIDERでカヤックフィッシングに行ってきました。


うねりが少しあって、まだこの船を自分の手足にできていない私は、いちいち波の対処に苦戦しながら、何とかアカハタとサバをゲットすることができました。アウトリガーを付けていたので安定感はかなり改善していますが、アウトリガーの完成度が低く、途中何度か友人に固定しなおしてもらいました。一人じゃなくてよかった。次はちゃんと固定も工夫していきます。と、いうか一人のときはアウトリガーいらないかも?

その様子は下記の動画でどうぞ~


もっともっとこのカヤックと仲良くなりたい。そしていつか大物を釣り上げるのじゃ…

今回は動画があるので短めで。


それでは、次の海で

悩みに悩んで買ったドロップステッチのインフレータブルカヤックはこれだ!

 前回どれを買うか迷いに迷ったドロップステッチカヤックですが、ついに運命の出会いを果たします。

それが、こちらの黄色が印象的なカヤック。まずは動画でどうぞ。四尾連湖で乗り回す動画です。

購入したのはGLIDERというイギリスのショップで販売していたカヤック。

https://bluewavekayaks.com/glider-drop-stitch-single-inflatable-kayak-yellow.html

セールで495スターリングポンドでした。発送するために転送倉庫を経由して、9万円ぐらい。

スペックはこんな感じ。

  • 名前:GLIDER
  • 長さ:391㎝
  • 幅:71㎝
  • 重さ:14.5㎏
これは実はシーイーグルのRAZORLITE393とほとんど同じなんです。厳密にはフットブレイスがあったり鞄がしっかりしてたりやっぱりRAZORLITE393のほうが良い商品だと思いますが、艇のスペックはほぼ同じ。これは貧乏社会人の私にはピッタリ‼お金に余裕がある方はシーイーグルの方をお勧めします笑。

さて、実際に乗ってみた感想としては、
  • 軽い!
  • 固い!
  • 速い‼
と、三拍子そろっています。これだけだとわかりにくいと思うので、これまで乗っていたキングフィッシャー2と比較してもう少し詳しく書きます。

1.軽さについて

これは鞄に収納したときにはあまり感じませんが、組み立てると艇がほぼしならないため、重量をあまり感じません。水面でも漕ぎがかなり軽いです。これも艇の固さに起因するのでしょう。

2.固さについて

 これはドロップステッチ最大のメリット。10気圧という高い圧力によって船体がカチカチになります。キングフィッシャー2では波があるとうねりに沿って艇がしなる感じがありましたが、こちらはまさに波を切り裂いて進みます。持ち運びでも利点。この特性がほかの性能を引き上げています。それと、船首と船尾には塩ビ?のようパネルで構成されており、岩にあたっても平気です。船体布もPVCではありますが2層にしてあり、通常よりも頑丈そうです。牡蠣殻にこすりつけても大丈夫だった、的なレビューもありましたが、それはやめておいたほうが良いと思います…。

3.速さについて 

 速さ、大事です。クイックに動くことと最高速が早いことは漕ぐ楽しみを指数的に向上させます。GLIDERは喫水線を長く取ることでリジット艇に負けない速さを可能にします。もちろんツーリング艇には負けますが、釣り用の幅が80㎝を超えるような艇には負けない速さがあります。


と、ここまで褒めちぎってきましたが、難点もあります。
最大の欠点は安定感のなさです。速さとトレードオフですが、安定感はキングフィッシャーに大きく劣ります。初めて乗るときに油断して適当に横から飛び乗ったらあっさり沈しました笑。なれると一人で乗っている分には大丈夫なのですが、二人で乗るといつ沈するかとかなりドキドキします(そもそも二人乗りを想定していませんが、長さがキングフィッシャー2とエアフレーム13とほぼ同じで、積載量も余裕があるので自己責任で二人乗りしています。)。釣りではちょっと不安があるので浮力弱めのアウトリガーを自作して使用しています。あとは傷で~とか膨らませるのが~とか風が~とかありますが、それはインフレータブルカヤック共通の欠点なので割愛。

あと、個人的にうれしいのが船体すべてが撥水素材(PVC)なので、片付けが楽になりました!キングフィッシャー2はデッキなど水上部分がナイロンなので、ぬれると重いし汚れが付きやすかったんです。まあこっちはこっちで水が抜けない謎のポケットが船底にあって、いつまでも水と砂が出てきたりするので気になりますが…

トータルでかなり満足度の高い買い物でした‼
初心者で初めて買うカヤックにはお勧めできませんが、ちょっと漕いだことがある方や漕ぐ楽しみを味わいたい!という方にはピッタリだと思います。

初めてのインフレータブルカヤックにはやっぱりキングフィッシャー2の方がおすすめかなぁ。あとは前回あげたマリンスピーダーは幅が80センチと広いので安定感があるかもしれないですね。

あぁ~カヤックフィッシングいきて~‼

それでは、次の海で

2020年8月15日土曜日

ドロップステッチのカヤック購入しました

 先日、ドロップステッチのカヤックを購入しました。

これまで乗っていたキングフィッシャー2もかなり気に入ってはいたのですが、ドロップステッチのカチカチの船体はやはり魅力的で、定額給付金の使い道としてはこれしかない!となったわけです。

今回は購入までの道のりを記したいと思います。

目標は10万円で4m弱で、漕ぐ楽しさを味わえる艇!いざ検索検索~

購入しようと決めたはいいものの、ただでさえ情報の少ないインフレータブルカヤック。さらにドロップステッチとなると、パッと調べて目に付くのは4種類しかありません。

まずはRAZORLITEシリーズ。シーイーグルというメーカーが以前から販売しており、性能も折り紙付き。メーカー自体は海外ですが、日本の代理店もあり安心して購入できます。ただし高い。

次いでスライダー415に代表されるスライダーシリーズ。KXONEという韓国のメーカーが作成しており、日本でも購入できます。価格は高め。完全に予算オーバーです。しかし日本でドロップステッチの艇というとこれが一番メジャーかなと思います。

3つ目。トマホーク。アクアマリーナのカヤックですね。これは値段もそこまで高くありませんが、デザインがあまり気に入らなく、喫水が浅い(ように見える)のも気になってパス。

4つ目は、マリンスピーダー。これは昨年あたりから熊本のアドバンスワークスさんで販売しているようで、今回調べていく中でその存在を知りました。値段も一人乗り艇は10万そこそこと高すぎず、釣り用に生地を2重にしていたり、アドバンスワークスさんのページや動画で詳しく解説されていたりと調べ始めた私にとっては第1候補でした。

さて、ここでマリンスピーダーを買ったのかというと、違う艇を買いました。理由は一人乗り艇では短いと感じたから。3m前半の長さは海で使うには不安が残ります。それに幅が広すぎるように感じられたので。2人乗り艇は予算オーバーです。残念。


ではどうするか。日本にないなら世界を見ればいいじゃない。インターネットはこれが便利です。

検索をかけるとさっそくありました。

Airglide385 オーストラリアの会社が販売しているようです。問い合わせてみると日本にもいくつか発送したことがあるとか。値段も送料併せて10万円ちょっと。予算は少し超えるけど、まあ許容範囲です。

そして気になったのはITIWI。こちらはなんとシットインタイプ!値段も7万円程度でかなり気になりましたが、釣りには難しそうなのと、かなり不安定というレビューが多数。今後に期待ということで見送り。

しかしそこで妥協せずさまよっていると、アメリカでRAZORLITE393が10万以下で買えるショップを発見!が、問い合わせると送料が高すぎる…無念です。

その後もネットの海をさまよいました。そしてあることに気づきました。

「インフレータブル艇ってどれも似たような造りだな~」

そう、カラーリングやロゴは違えど、基本の構造はそっくりなんです。

そして見つけました。made in china.com という中国メーカーと商談マッチングできるサイトで。

ありました。インフレータブルカヤックの素体が大量に!しかも2万とか3万とかそこらの値段です。見ていくとこれまで見てきたカヤックと同じ形・スペックのものもちらほら。写真すら同じものもあります。合成でロゴ消していたり笑。

つまるところ、世界で販売されているインフレータブルカヤックのほとんどは中国で製造されている、と。そういうわけです。となれば、安く販売しているメーカーを探して買えば、船体自体は同じようなもの。メーカーにこだわらず、理想のスペックと価格で選べばいいわけですね。

せっかくなので中国のメーカーに問合せましたが、送料が1000ドルかかるとか言われてしまいました。コンテナに一つだけ載せて送るつもりでしょうか・・・。お礼を述べてここは引きました。後日、カヤック購入後に安く送れるけど興味あるか?という内容の連絡が来ましたが、すでに購入しておりましたので辞退しました。今なら問い合わせれば直接購入できるかもしれませんね。

長くなってしまったので、購入編は次回。

いきなり買ったところから入ってもよかったのですが、日本語のインフレータブルカヤックのページを増やしたくて書いてみました。誰かの参考になるといいなぁ。




2020年4月20日月曜日

宮古島でひたすらに自然を満喫してきたよ

あ~離島に住みてぇな~

最近はそんなことばかり考えているakiです。
そしてすっかり更新をさぼってしまいましたね。
そとあそびはちょくちょく行ってましたが、記事にするのを忘れてました笑
キャンプをしたり、魚突きしたり、釣りしたり、水族館で潜ったり・・・
最近は新型コロナウィルスの影響で家に引きこもっていることも多く時間があるので、記事にしてこなかったことを棚卸していこうかな~と思います。

というわけで棚卸一つ目は2月末に行った宮古島旅行です。
当時は感染も拡大してきたかな~というところで、半年前から飛行機をとっていたので意地で行きましたが、2週間遅かったら辞めていたでしょうね。

せっかく言ったので楽しめるだけ楽しんできました!

宮古島に行くのはこれが2回目ですが、前回は天気があまりよくなく、宮古島のダイビングの魅力である光の差し込みが堪能できなかったので、そのリベンジへ。
旅行に行くと大体曇りか雨ですがいいタイミングで晴れ間がある、「不幸中の幸い男」な私です。

が、今回の宮古島は晴からのスタート!
まあ、雲量8より少ないし、これは晴れ、晴れ、晴れ・・・
飛行機で到着早々チェックインを済ませてスノーケリングをしに地元民でもこなそうなビーチへ。
ここは事前情報でウミウシがたくさんいるとのことだったので、相方の強い希望があってきました。
リーフエッジまで砂浜と浅いサンゴが続くので私としてはそんなに期待していませんでしたが、入ってみるとなかなかに楽しめました。カンモンハタがちょくちょくいたし、そもそも自分が海に浮かんでるだけで楽しめるジャンキーであることを忘れてた。狙いのテングモウミウシもめちゃくちゃいたし。

日が傾いてきたところで切り上げて、今回の宿へ。
今回は初めてコンドミニアムというものを利用しました。
利用したのはかりゆしコンドミニアムリゾートというところ。
オシャレなビジネスホテルにキッチン洗濯機などが付いたような部屋です。ベランダもお風呂もあるので海の機材を洗いたい我々の要望にピッタリです。値段も素泊まりなので高くないですし、アクティブに遊びまわって費用を節約したい、でもきれいなところに泊まりたい方にはお勧めです!

2日目と3日目はダイビング。

ダイビングについてはYouTubeに動画を上げているのでこちらをぜひ。

【高画質水中動画】宮古島でダイビング1日目 ゆる~く洞窟巡りの海中散歩!GTもいるよ

【高画質水中動画】宮古島でダイビング2日目 透明度20mオーバーの海でのんびり海中散歩 大物&20m縦穴ホール

天気はそこそこだったのでまたしても光の差し込みは弱かったですが、生き物の撮れ高がすごい!GTに始まりバラクーダまで、あこがれの魚たちに出会うことができました。動画にはありませんがソデフリツノザヤウミウシも初めて見ました。よく見るとなかなかかわいいもんです。
もちろん洞窟も堪能しましたよ~
洞窟は動画では伝わりづらいですが、ここを進んでいくとどうなるんだろうっていう非日常感とワクワクが半端ないです。はまる人がいるのも納得。

ご飯は宮古そばだったり宮古牛だったり、もずくだったり、地のものを堪能しました!

野菜の直売所で買った雪塩で育てたというトマトがとても甘くておいしかったです。
それと、最終日に入れていただいた居酒屋でいりぐちさんがとてもよかった!
イラブチャーの刺身 新鮮な海ブドウもついてます

マグロユッケ 砕いたナッツ?がとても良い!真似します



旅の最後はやっぱり地域に根付いた居酒屋に限る!

滞在中のほとんどを海に費やしましたが、他にはトントンミーを見に行ったり、星を撮りに行ったり、宮古の自然を満喫できました!
以下ギャラリー





思い出しながらの記事作成なのでかなりおおざっぱでしたが、この辺で切り上げます。
宮古楽しかったなぁ。もうすでにまた行きたい…
コロナが落ち着いたら隔年で行きたい…

2019年8月4日日曜日

真夏の蔵王フォレストスプリングスでエリアトラウト

8月2日に真夏の蔵王フォレストスプリングスでトラウトたちに遊んでもらってきました。

当日は朝6時半に出発して、到着は8時少し前。先客は車3台がすでにスタンバイしていました。
蔵王FSは開始時間が8時からなので、朝少しゆっくりできて初心者向けだと思います。初心者こそ朝の釣れやすい時間帯に行くべきです。

8月2日、3日はkingfisherというメーカーのイベントが行われており、アウトレットでスプーンが2つで500円という大特価でした。もちろん購入。
買ったのは3グラムと3.5グラムの長いシルエットのもの。個人的には長いシルエットのスプーンが好きなんですが、そのきっかけになった喜楽という今はないメーカーのものに似ている気がして思わず買ってしまいました。

さっそく釣りを開始。
今回は全くの初心者のY君を連れてきているので、まずはキャストの練習から。やっぱりキャストが最初の壁ですよね。ある程度投げられるようになれば後はまぐれで釣れたりもありますが、投げられないとお話にならないですし。

そんなこんなで簡単なレクチャーを交えつつ、まずは一匹。
きれいなニジマスちゃんです。気温が高いとトラウトたちも元気ないのではと心配でしたが、朝のうちは活性もそこそこよくて、全然釣れないってことはありませんでした。
でも釣れたのはクランクとスプーンだけで、ミノーでは釣れませんでした。私の技術不足も大きいでしょうが、やはり暑いと速い動きを追う元気はないのでしょうか。
そんな状況でしたので、Y君には早い段階からわたしがいつも最終兵器としているふわとろを使わせてました。そして見事に3連続ゲット!その間わたしはミノーでインレットを攻めるも撃沈。Y君、私より釣ってます笑
わたしのほうもミノーは諦めて、タックルベリーで500円だったパニクラをセットし、5号池の流れに沿って整列しているトラウトたちをデットスローで狙います。そしてここで今日イチの一匹が。

55センチでした。さっきまで大人しく整列していたくせにものすごい引きです。夏でも元気ですね~。これにはY君もテンション上がっていて、エリアの面白いところを見せられてよかったです。

午後はkingfisyerのイベントで釣り大会があり、私とY君で参加しましたが、惜しくも下から2つの順位を独占しました笑。やっぱり皆さん上手です。私も次は負けないように練習したいですね。
結果発表の後、1位から順番に商品を選んでいくのですが、なぜか最後の二つに残っていたのは偏向サングラスとリールカバー。まあ皆さんサングラスかけてるし、2つはいらないですもんね。私としては新しい偏光グラスも欲しいところです。しかしその一方Y君も偏光グラスがほしいといっているのをしっています。ここで私が選ぶべきは・・・
もちろんリールカバーです。Y君には今後も釣り仲間としてついてきてもらわなくてはなりませんので、この程度の譲歩は当然です。なんならリールカバーもあげます。彼はまだリール持ってないけど。

3時になり釣れない時間が続き、日差しの中で続けていくのも大変なのでここで上がりとします。持ち帰りはこの2匹。釣れたのは私が十数匹、Y君も5匹ほど釣ることができました!

家に帰ったらさっそくさばいて一杯キメました。夏でも林養魚のトラウトはおいしいです。
Y君もそのおいしさに驚いていた様子。



真夏でもシッカリと楽しめる蔵王ですが、やっぱり暑いとつらいので、次は9月末位に行こうと思います。
あと、釣り具メーカーのイベントはやっぱりお得です。狙っていこう・・・

次は隠岐遠征です


2019年6月28日金曜日

梅雨の泉ヶ岳ヒルクライム&泉ヶ岳登山(水神コース→滑降コース)

この日は梅雨空のもと、泉ヶ岳へ上ってきました。
そう、仙台の平野部から。

仙台の平野部は大体標高が40mぐらいで、泉ヶ岳の標高が1172mらしいので、累積標高は1120m程度でした。

まずは自転車で泉ヶ岳の麓のミニストップまで向かいます。

ミニストップに到着すると、何やら大学生ぐらいの男性がたくさんいました。みなさん自転車に登山バックやキャンプ道具を積んでいて、親近感がわきます。でも泉ヶ岳のぼるとしたらきつかろうな。

そんな彼らをしり目に、小休止とお昼ご飯に明太おにぎりを買った私もヒルクライムを開始。
私はローダーではないしヒルクライムのタイムが目的ではなかったのですが、せっかくなので足をつかないチャレンジをしてみました。
走ってみたコースは、たいかんとしては序盤に一か所きついのぼりがあって、そこからしばらくはなめらかな登り。それが終わるときついのぼりがトンネルまで続くって感じでした。途中で大荷物の大学生っぽい人たちを何組か抜いたんですが、相手は大荷物とはいえちょっと気持ちいいですね笑。終盤では5分ほど先にスタートしていったロードレーサーに乗った方も抜かせたので日頃のランニングの成果かなと思います。
ちなみにタイムは35分でした。ロードレーサーのヒルクライム初心者の基準は30分だそうですが、サイドバックだしクロスバイクだってことでまあまあでしょうか。距離にして7キロぐらいですが、15キロのランニングより足に来た気がします。

泉ヶ岳の駐車場で小休憩をはさみ、いよいよ目的の登山の開始です。
今回の装備は普通のバックパック(山用ではない)とランニングシューズ、普通のスポーツウェア、ゴアのソフトシェルです。仙台の小学生は全員登ると聞いていたのでナメた装備できました。
カメラはPENTAXのK70と35㎜マクロのコンビです。全行程を通じて移動が多いし雨も考えられるので、軽量で防滴のこの装備は相性ばっちりです(35㎜マクロは防滴じゃないですが)

9時ごろに登り始めましたが、そのころは青空も見えていて前日までの雨に濡れた木々の緑がとても鮮やかで、つややかで、気持ちよく登っていきました。登りは水神コースで行きます。

しばらくはこんな感じで中くらいの岩がごろごろしているなだらかな登りが続きます。

しばらく行くと水神の碑に到着。
この日は登山者も少なく、水神にも私以外に2組しかいませんでした。
もっと人気だと思っていたので、思いがけず快適でうれしいです。

水神を過ぎるとかなり傾斜が急になります。ここから賽の河原までが踏ん張り所とのことですが、確かにその通りです。
でもごつごつした岩を乗り越え踏み越え進んでいくのはわくわくしますし私は結構好きです。




大岩につきました。大岩というほど大きくもないなぁと思うのは私だけでしょうか。
岩場をよじ登りながら、この地形が水深10mぐらいにあったらハタとか絶対いるだろうなーと思っているのは泉ヶ岳では確実に私だけでしょう。

そして賽の河原へ

思っていたよりもたくさんの石が積まれています。積み石というよりはもはや塚ですね。鬼もこの山の上まで崩しに来るのは大変なんでしょう。そもそも河原でもないけど。
誰のためというわけでもありませんが私も一つ積んでおきました。
山での道しるべとして積み石が見られるということがありますが、ここの石はどうやって積まれ始めたのでしょうか。賽の河原という名前が先か、積み石が先か。

賽の河原を進んでいくと、すぐに頂上に着きます。
標高が森林限界より低いこともあり、あたりは樹木に囲まれて視界がよくありません。広さはまあまあありますが、小さい虫も多く休憩に適しているとは言えません。お弁当を食べるなら賽の河原のほうが広いし眺めもいいので適しているでしょうね。

ここでおにぎりを一つ食べて下山を開始します。
下山時にはコースの標識がそれぞれ立っているので安心ですね。
下りは滑降コースを進みます。

滑降コースは傾斜が急な部分があり、ヒルクライムで足を酷使した後の私にはなかなかキツイコースでした。しかも土がむき出しの部分も多く、雨のせいでかなり滑ります。これは判断ミスでした。雨の日はおとなしく水神コースで帰るか、他のコースを使ったほうがよさそうです。
長い土の下り坂を降りてから見上げました。絶対滑ると思ったのでしゃがんで滑りながら降りました。よく見ると私が滑った長い跡が見えます。

傾斜がきついのは40分ぐらいで、そのあとはずっと緩かったので安心しました。すでに足はがくがくでマクロの写真は手振れがひどくて取れない始末です。
そんな中でとった写真たちをご紹介。
 チシオタケ?マッチ棒みたいでかわいいです。
  これはアザミですね。オニアザミでしょうか。とげとげしくて重厚感がありますが、個人的には結構好きです。薊のごとく棘あれば
つぼみを下からとってみました。生物が作り出す文様は美しいですね。集合体恐怖症の方ごめんなさい。

続いてはヒゲナガオトシブミ。飴細工みたいでかわいらしい顔が特徴ですね。今回初めて知りました。チョッキリやゾウムシに近い仲間のようです。ピクミンに出てきそうですね(そう思わせるピクミンの原生生物デザインは尊敬です。)。

 山頂付近に咲いていた露化粧が美しいヨウラクツツジのなかま。葉の裏が白くないのでベニドウダンでしょうか。調べてみるとウラジロヨウラクっぽくもあり、現地でちゃんと確かめなかったのが悔やまれます。ところでベニドウダンを漢字で書くと紅満天星です。素敵な名前ですね。


少々傷んできていますが、雨に艶めいて生命力を感じます。こちらはヤマザクラのなかまでしょうか。山に登ると草木に詳しくなりたいと思わせられます。

 こちらは何タケでしょう。きのこはもうさっぱり見分けがつきません。ただかわいらしいことはわかります。
 下っていく途中で小川が流れていました。連日の雨で水量が増しているのでしょうか、見て和むには程よい流れです。といいつつしばらく水生昆虫や魚を探しましたが見つけられませんでした。
この小川でちょうどよく倒木が2本倒れて川の上にかかっているところがあり、思わずそこに座ってのんびりしてしまいました。今回の登山で一番良かった時間はこの時だったかもしれません。
道中でコーヒーを入れて小休止。
自然に囲まれて過ごす時間は素晴らしいです。登山で疲れていることもあり、行動食のチョコレートバーもとてもおいしく感じます。

 登山口もまじかのところで土管を発見。こういったところはもれなく覗いてしまうのは性でしょう。この時は何もいませんでした。


下山すると山頂付近ではパラついていた雨も止んでおり、家までほとんど下りだったので快適に帰宅することができました。
もちろん、ヒルクライムの帰りはブレーキなしフリーフォール、なんて慣れないこと(慣れていても危険です)はせず、酷使した足をクールダウンするつもりでのんびり帰りました。

登山はゆっくり歩くのでいろいろなものが目に入るのでたくさん写真を撮れるので楽しいです。次に泉ヶ岳に来るときには車で行って、16-85㎜をもって北泉ヶ岳縦走コースを登りたいです。泉ヶ岳キャンプ場もよさそうだったので、前日泊からのご来光チャレンジもいいかも。

さて、つぎはどこであそびましょうか…

2019年3月24日日曜日

カヤックフィッシング用のフラッグシステムを自作!

カヤックフィッシングのには旗が必須です!

というわけで自作回。
今回作るのはフラッグシステムです。システムといいつつ、旗と見えなア缶とホルダーつけるだけという簡単さ。
以前フラッグを自作したのですが、それは海の底に沈めてしまったので、再び作ります。

今回の材料は
  • 園芸用支柱150㎝ 
  • A4サイズのプラスチック?ファイル
  • ロックタイ
  • プールスティック(バックボーンのあまり)
  • ひも
  • 見えなア缶(500mlアルミ缶3本とアルミテープで作ります)
以上!ぜんぶ100均で揃えました。

フラッグの高さは2mぐらいのものを使っている方が多いようですが、私は艇の性質上少しでも過酷な状況では出ませんし、沖にもいかないので手ごろな1.5mをチョイス。
旗の部分は布がメジャーですが、針金を通したり縫い合わせたりするのが面倒だし、ぬれたり針が刺さると厄介なのでビニール系で考えていましたが、百均でファイルが目に入りこれに決定。かたいから自立するし針も刺さりません。なんならまな板にもなるし笑
プールスティックはバックボーンを作った時のあまりです。これで前回のように海に沈めるような過ちは犯しません。
見えなア缶はレーダー反射材を買えなかったので、せめてもという思いで自作。意外と効果があるようですので、簡単に作れますからぜひフラッグにつるしておくことをお勧めします。詳しくは検索。

今回のフラッグの作り方は、
  1. A4のファイルの紙を入れる部分を抜き取る。引っ張ると簡単に取れます。
  2. 千枚通しをコンロで熱してファイルに4か所穴をあけます。
  3. その穴を使ってファイルを支柱にロックタイで固定。見えなア缶をつるすためにこの時ひもも同時に固定しました。
  4. プールスティックをはめて、ロックタイで固定。
以上。完成品はこちら。
ちょっと高さが足りない感じもしますが、機能的にはまあまあでしょう。しばらくはこれで行きます。


ちなみに、フラッグの固定ですが、私が使用しているキングフィッシャー2というインフレータブルカヤックは自転車のタイヤのように空気室であるメインチャンバーとアウターが空気中入部以外分かれているので、チャンバーにひもを回して塩ビパイプを固定し、そこにフラッグを挿しています。構造上いくつでも同様のロッドホルダーを付けられるのは買う前にはわからなかったキングフィッシャーの利点です。これを応用すれば魚探もセットできるぞ・・・持ってないけど・・・


ただでさえ単独での出艇が多く危険なので、少しでも安全に活動したいところです。
一番いいのは複数で出ることなんですが。無念であります。

それでは、また次の海で